Microsoftが無料で提供してくれている「Microsoft Clarity」
そのChrome拡張機能が2022年4月14日にリリースされていました。
今回はChrome拡張機能の「Microsoft Clarity Live」でできることを画像付きで紹介いたします。
Microsoft ClarityのChrome拡張機能「Microsoft Clarity Live」
こちらの拡張機能をインストールできるページはこちらです。
https://chrome.google.com/webstore/detail/microsoft-clarity-live/cjfdbemmaeeohgibnhdhlakiahifjjcf/
こちらの拡張機能を入れてMicrosoft Clarityをインストールしているページを開くと、下記のアイコンが出ます。
こちらのアイコンから使える機能は「クリックヒートマップおよびスクロールヒートマップ」「エリアヒートマップ」「セッションの記録」の3つ。
それぞれ見ていきましょう
クリックヒートマップおよびスクロールヒートマップ
名前の通り、クリックされた場所がわかるヒートマップが出てきます。
期間に関しては右下に出る「ページビュー数」「クリック数」の右に変更できる箇所があります。
過去1日・3日・7日・30日のいずれかが選択できます。
こちらの機能ではスクロールヒートマップも同時に表示されており、何%のユーザーがどこまで見たかを把握できます。
特に、ブラウザで開いたときに最初に表示される範囲(Average Fold)を実際の画面を見ながら把握できるのは良いなと思いました。
エリアヒートマップ
特定の箇所がサイト全体のクリック数の何%を占めているかを把握できます。
さらに、Edit areaで要素を分解して見ることもできます。
例えば下記のように「グローバルナビ全体ではクリック率が4.35%だったけど、項目別ではどうなの?」という見方もできます。
こちらの期間も過去1日・3日・7日・30日のいずれかが選択できます。
セッションの記録
Microsoft Clarityが取得しているセッションの録画をページ遷移せずに見れます。
こちらの機能は期間指定できないようですので、録画の数か過去3日間いずれかで上限が設定されていそうです。
うちのコーポレートサイトはアクセス少ないので、過去2日間の15動画がサイト上で確認できました。
問い合わせボタンが押されないんやけど、なんでなん? っていう疑問を解消する一助になると思います。
Microsoft Clarityが入ってないページで押したらどうなるの?
こういう疑問持たれる方多いと思ったので、某プレスリリースメディアで押してみました。
結果、下記の表示が出ました。
コードが入ってないか、アドブロックが働いているかで正常に動いてませんってことですね。
まとめ
お客さんとの定例会やオンライミーティングにいろんな画面を行き来しなくて済むので、これは便利だなと思いました。
特にAverage Fold内の問い合わせ動線への遷移率を改善するのに使えると思ったので、また色々使ってみます。
プロフィール
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2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/