【保健所・病院・検査キット】性病検査の料金比較まとめ
日本においても性病、性感染症が多く見られるようになりました。
それを受けて、性病検査に関心が集まっています。
日本において、性病検査を受ける方法は大きく分けて3つです。
- 保健所で実施している検査
- 病院での検査
- 性病検査キットを使用しての検査
ではこれらのメリットとデメリットを主に料金から見て比較していきましょう。
保健所での検査項目と料金まとめ
保健所での検査の最大のメリットは無料で検査を受けられるということです。
基本的に、性病検査を実施している保健所ではHIVの検査が無料で受けられます。
しかし、それ以外の性病については実施項目が不確定です。
それぞれの保健所に問い合わせるか、ネットで調べてみることが必要です。
- HIV
- 梅毒
- クラミジア
- 淋菌
の検査が受けられるところもあります。
一般に保健所で受けられるのは最大この4項目です。
保健所ではクラミジア、淋菌共にのどへの感染は検査できません。
オーラルセックスでの感染が心配な場合は他の検査方法を考えてください。
保健所によって検査を実施している日時も違います。月2回程度のこともあります。
検査できる人数に定員がある場合もあります。確実に受けるためには確認を取り予約をとる必要があります。
保健所での検査結果確認は口頭で、が原則です。基本検査表などは配布されません。
HIVに限り、即日結果が知れる場所もあります。しかし、HIVでも後日結果を聞きに行くことが必要な場合もあります。
病院で即日分かる検査項目と料金まとめ
病院でも性病検査が受けられます。
- 性病科
- 性病専門クリニック
- 泌尿器科
- 耳鼻咽喉科
- 婦人科
などが一般的ですね。
病院では検査を受ける際に保険適用になる場合とならない場合があります。
症状が出ている場合以外は基本保険適用外になります。
病院によって料金に差がありますが、ここでは東京にある性病専門クリニックを例に出したいと思います。
ここは保険適用になりません。
匿名で検査できるというメリットもありますが料金設定はクリニック独自のスタイルになっています。
即日中に検査結果が分かるものとして下記があります。
- HIV
- クラミジア
- ヘルペス
- 梅毒
- 淋病
- のどクラミジア
- のど淋病
- 尖圭コンジローマ
料金は一律で8,000円です。
しかし病院によっては上記の検査も即日結果が分からない場合があります。
どうしても即日中に結果が知りたい場合は事前に確認しておきましょう。
病院で即日分からない検査項目と料金まとめ
病院によって差もあるのですが、上記の性病専門クリニックでは
- カンジダ
- トリコモナス
- マイコプラズマ
といった項目は即日結果を知ることができません。
後日結果を確認する必要があります。
費用はやはり8,000円となっていました。
最近はHIVの検査方法に調整がくわえられ、当日中に結果を知ることができる場合が多くなりました。
しかし従来の方式を取り入れている病院やクリニックでは、HIVの検査であっても5日から1週間後に検査結果が分かります。
検査キットで調べられる項目と料金まとめ
検査キットは、専用のキットを購入して検体を採取し、同梱されている封筒などで検査機関へ郵送提出する方法です。
わざわざ保健所やクリニックへ行く手間がかからないメリットがある一方で、匿名発送などの対応は購入先によって異なる点に注意しなくてはなりません。
サービスが充実した購入先を選べば、万が一陽性のときに提携クリニックを紹介してくれます。
検査キットを使って検査する場合も項目数や料金に各社多少の差がありますから、確認が必要です。
ここでは代表的なふじメディカルを例に挙げてみます。
ふじメディカルの検査キットで検査できるのは9項目
- HIV
- 梅毒
- クラミジア
- トリコモナス
- カンジダ
- B型肝炎抗原
- B型肝炎抗体
- C型肝炎
9項目で12,000円ですから1項目あたり1,280円。
病院と比べるとかなり安いですね。
さらに、GME医学検査研究所の検査キットは12項目検査ができます。
- B型肝炎
- C型肝炎
- HIV
- 梅毒
- 淋菌
- クラミジア
- トリコモナス
- カンジダ
- のど淋菌
- のどクラミジア
- HPV
- 子宮頸がん
こちらもいくつかの項目ごとにセット料金が組まれており、1項目あたり2,000円弱で検査できます。
検体が到着後最短2日で結果を知ることができます。
ネットや携帯を通じて確認できるので、いち早く不安な気持ちを解消できます。
少しでも早く検査結果を知りたい方は、検体到着から最短1日でオンラインで結果を確認できるSTD研究所の「STDチェッカー」もおすすめです。
STD研究所で検査可能な項目は、男女合わせて14項目です。
- クラミジア
- 淋菌
- トリコモナス
- カンジダ
- 一般細菌
- ヒトパピローマウイルス(悪性型)
- マイコプラズマ
- ウレアプラズマ
- HIV(エイズ)
- 梅毒
- B型肝炎
- C型肝炎
- クラミジア(のど)
- 淋菌(のど)
STDチェッカーの公式サイトには『あなたにぴったりのSTDチェッカーは?』コーナーがあるので、初めて検査を受ける方も自分に合ったものを見つけられます。
項目数がもっとも多い検査キットを購入した場合、男性用で1項目あたり約2,000円、1項目あたり約1,800円です。
検体の採取に失敗したときは、コールセンターに相談すれば無料で新しい検査器具を届けてくれます。
万が一陽性だったときは提携クリニック(オンライン診療可能なクリニック含む)も紹介してくれるので、自分でクリニックを探す必要もありません。
まとめ
料金だけで比較すると、保健所が一番です。なんといっても無料ですからね。
しかし、検査実施項目が少ないこと、検査してくれる日時が限定されていることなどを考慮するとどうしても不便に思えてきます。
病院やクリニックの場合、料金は高いです。
保険適用されても、検査キットの料金と大差はありません。
しかし、検査し結果が分かり次第治療してもらえるという強みがあります。
すでに性病の症状が出ている場合は、病院で検査し早めに治療に取り掛かるのがベストです。
今のところ、気になる症状は出ていないが検査しておきたいという人は検査キット使用がベストでしょう。
- 時間の短縮
- コストパフォーマンス
- 利便性
- プライバシー保護
などの面から見ても、検査キットのメリットが際立ちます。
万が一感染が見られた場合も、病院や医療機関を紹介してもらうことができますから安心です。
今の自分の現状と、料金、利便性などを考え賢く検査方法を選びたいですね。
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