今回はドメイン切れ直前だったサイトを、サイト売買Zさんの「訳ありサイト売却」で売った話です。
過去に稼いでくれていたサイトのドメインを持っているなら、まずは登録してみるのがおすすめです!
きっかけはバリュードメインからの通知メール
今回売却したサイトのジャンルは、登録している同ジャンルサイトが少ないことから控えさせていただきますw
売却しようと思ったきっかけはバリュードメインからきた、ドメイン更新1ヶ月前の通知メールです。
過去にはコンスタントに数字が取れていたのですが、ジャンル全体の熱が冷めたことや案件が減ったことによりテコ入れをする気にならなかったドメインでした。
でもせっかく70記事くらい入っているサイトだし、単に放流するのはもったいない!
せめて記事代になればいいやと思って、以前から知っていたサイト売買Zさんの訳ありサイトに登録しました。
細かく登録したほうが問い合わせがきやすい
サイト売買Zさんに登録する際に、記入しないといけない項目は下記のとおりです。
- サイト名称
- サイトURL
- 案件名(自由に決められます)
- 希望価格
- 月間売上
- サーバー費
- 仕入れ代(ECの場合など)
- 販促費
- 人件費
- その他費用(あれば)
- 月間PV
- 月間UU
- ページ数
- アピール内容
- ビジネスモデル
- スマホ対応の有無
- メルマガの有無
- 運営開始時期
- 使用しているプログラム
- 更新にかかる人員数
- 譲渡対象(個人、法人限定など)
- 売却理由
- 交渉期限
こう見るとかなり項目数が多く感じますね。
ですが実際この中で長文を書くのは「アピール内容」の箇所のみです。
それ以外は数字の記入やチェックボックスの選択だけなのでらくちんです。
で、僕の主観では「案件名」「アピール内容」で問い合わせが取れるかどうかが決まると思って書きました。
案件名とアピール内容
過去に自分が案件を見た時にどこを見ていたかなと思い出したら、この2つだけだったんです。
- 案件名に自分がやりたいジャンルが入っているか
- サイトのターゲットは誰なのか(初心者、主婦、サラリーマンなど)
- ホワイトサイトなのかブラックサイトなのか
- 差別化ポイントはあるのか
これを見て、まずその案件のページを開くかどうかを決めます。
次に見るのはアピール内容です。
ページに細かく売上とかPVとかUUとかの項目が書いてますが、このアピール内容だけをまず見ます。
そうすれば売りたい人の本気度が伝わりますし、どういった特性のサイトなのかっていうのもすぐ分かります。
で、今回は普通の売買ではなく訳ありサイトの売買です。
売上や将来的な見込みでサイトを買ってもらうということができません。
よってアピール内容には「どういった記事が入っているか」「アクセスはどこから来ているか」「どんなワードでまだ上がっているか」「譲渡の手軽さ」を書きました。
サイトを買ってもらうと言うよりかは、記事を買ってもらうというスタンスですね。
こんな感じで登録したところ、問い合わせ自体は5件強。 売買交渉は2件いただきました。
売買のやり取りは直接交渉
ワケありサイト売却の場合、サイト売買Zさんは間に入ってくれません。
過去に問い合わせをしたことがある方は分かると思いますが、購入希望を出すとURLと連絡先がメールで送られてくる形です。
その後はあくまで売り主と買い主の直接交渉です。
連絡するタイミングや対応できる日できない日がズレると、他の方に先に買われてしまうということもあります。
今回は売買交渉を2件もらいましたが、1件目の方が連絡返ってこなくなったタイミングで、2件目の問い合わせがきました。
なおかつ2件目の方はこちらの提示額の5倍で買いたいという珍しい方でした。
それならと即決し、サイト譲渡が始まりました。
直接交渉をする上での注意点
今回は売り主と買い主の直接交渉ですが、繋いでくれたのはサイト売買Zさんです。
よって、下記のような行為を行わないように注意しましょう。
- 成約後2日以内に成約した旨の報告がない
- 成約後1週間以内に成約手数料の支払いがない
購入者登録の前に注意事項としても書かれていますが、こういった不義理をするのはやめましょう。
サイト譲渡を簡単にするなら、WordPressかSIRIUS
今回のサイトはWordPressで作っていたので、サイトデータの移行もスムーズでした。
使ったのは「All-in-One WP Migration」です。
このプラグインでデータをエクスポートしてインポートするだけで、サーバー移動が完了します。
SIRIUSの場合は、その売却サイトのバックアップデータを渡すだけで済みますね!
「サーバーの譲渡ガー」とかめんどくさいことがなくて済むので、おすすめです。
代金の支払いとサイト譲渡のタイミング
今回はエスクローサービスを使わないで直接やり取りをしていたので、支払いとサイト譲渡は下記のように行いました。
- All-in-One WP Migrationのエクスポートデータを先方に渡す
- 代金を入金してもらう
- 入金が確認できたら、ドメインも譲渡する
もっと最善の方法があるかもですが、少額であれば今のところはこの流れが一番スムーズです。
そんな感じで、ドメイン更新期限1日前に譲渡が完了しました。
まとめ
捨てる神あれば拾う神あり。
あなたがいらないと言ったサイトは、誰かが作りたかったサイト。
さぁ、手元にドメイン更新間近の休眠サイトはありませんか?
記事代だけでも回収するのに、ワケありサイト売却はおすすめです。
もっと詳しく知りたい! という方はDMでもいただければお答えします。
プロフィール
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2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/