GoogleのJohn Mullerがリンク獲得目的のマイクロブログからのリンクを「スパムである」と発言

制作会社や代理店のマーケティングバックアップサポートをしている、メディコム株式会社です。

今回は先日行われた、Googleのウェブマスターオフィスアワーからの紹介です。

皆さんはこういったサイトから自サイトにリンクを集めていないでしょうか。

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John Mullerが”Web2.0 リンクビルディング”を批判

最近はソーシャルメディアやマイクロブログと行ったサイトが多数できています。

例えば下記のようなサイトがあります。

こういったサイトは誰でも登録できるようになっています。

”Web2.0 リンクビルディング”というのは、そういったSNSやマイクロブログを片っ端から作って、そのプロフィール欄などから自サイトにリンクを貼る行為のことです。

では実際にウェブマスターオフィスアワーに上げられた質問と回答を見ていきましょう。

ウェブマスターオフィスアワーの内容

質問の内容は下記動画の30分ごろから始まります。

質問の内容は下記のとおりです。

How effective is old off page SEO like backlinks creation? Many agencies spend lots of time doing old off page activities such as image sharing with links, article submission on sites like Tumblr, classified sites and other free posting sites where people hardly read any of the posts but those platforms for dropping links with some text basically majority of their site has poor quality posts.

訳すとこんな意味合いです。

古い手法だと考えられる、リンクビルディングのようなページ外のSEOはどの程度有効なのでしょうか。

業者は未だに「リンク付きの画像共有」「Tumblrのようなサイトへの投稿」「ほとんど記事が読まれないような無料投稿サイトへの投稿」などに多くの時間を費やしています。

それに対するJohn Mullerの回答がこちら

So off hand, all of those examples that you mentioned are really terrible ways of promoting your website.

So that’s something where if you hire an agency and they go off and post links on Tumblr, on classified sites and free posting sites and they claim this is going to help your website then I would move to some other agency.

So just to be really clear like this kind of activity has zero value for SEO.

It’s not something where you’re promoting your website in any way but rather essentially they’re spamming the web.

So that’s something I would strongly discourage anyone from doing.

訳すとこんな感じです。

あなたが言及したこれらの例は、あなたのサイトを宣伝する本当にひどい方法だ。

自分が雇っている業者が、Tumblrや無料投稿サイトにリンクを投稿することがウェブサイトの宣伝に役立つというのであれば、すぐに別の業者に切り替えるでしょう。

つまり、これらの行為はSEO上無価値なのです。 これは宣伝ではなく、単なるスパムだからです。

有効なリンク獲得はGoogleの原点を考えるようにしましょう

Googleの評価システムに外部リンクが入っている理由を考えれば、どのようなリンク獲得が有効かすぐに分かります。

Googleの評価システムは元々「論文」での評価を元にしています。

良い論文は他の多くの論文に引用され、論文内で紹介されます。

これにより、良い論文かどうかを見極めることができるのです。

この論文をウェブサイトに、引用をリンクに置き換えたのがGoogleの評価システムです。

なので「ユーザーに有用な情報を持つサイト」を作ることで、そのユーザーが紹介したくなる仕組みを作ることが重要となります。

では、全コンテンツを自社で作らないといけないのか

「ユーザーに有用な情報を持つサイト」にする必要がある。

そう聞くと、うちにはそんなに大量に記事をかける人はいないよ・・・と思われる方も多いかと思います。

ですが、コンテンツには大きく2種類あり、自社でしか書けないものに注力することが重要になるのです。

どういったコンテンツを委託して、どういったコンテンツを自社で書くべきなのか。

そう思われた方は、ぜひ資料をご覧ください。

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プロフィール

木村 正晴
木村 正晴代表取締役社長
2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/
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