キャンプ場の口コミが掲載されるウェブサイトと活用方法

キャンプ場の集客力を向上させる方法のひとつが、口コミを取り入れることです。
良い口コミが多ければ、初めて利用するというお客様も安心して予約でき、新規利用者の増加につながります。

  • 口コミはどこに掲載されている?
  • 自分のキャンプ場に口コミがついた時の対応は?
  • 高評価にはお礼だけで良い?

ここでは上記3つのポイントを中心に、キャンプ場オーナーが知っておくべき、口コミが掲載される人気サイトと、評価別の対応方法を紹介します。

キャンプ場の口コミが掲載されるウェブサイト

キャンプ場を探しているお客様の多くが、口コミサイトをチェックしています。
口コミサイトであらかじめ情報を仕入れておくことで、評判の悪いキャンプ場を避けたり、持参する持ち物を絞り込んだりできるためです。

キャンプ場のオーナーにとっても、口コミサイトの書き込みが設備やサービスを改善するヒントになります。
口コミが掲載される主なサイトは、次の7種類があげられます。

Googleマップ

https://www.google.co.jp/maps/
Googleが提供するウェブマッピングサービスのGoogleマップは、施設の情報に加えて口コミや評価(5段階)も掲載しています。

施設情報は住所や営業時間、ユーザーやオーナーが自由にアップロードできる写真など、さまざまです。

口コミは自由に投稿や編集ができ、メッセージがある場合もあれば、星1つ、星5つなど、5段階評価のスコアのみを登録しているケースもあります。
キャンプ場の情報は、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)で登録しておく必要があり、登録を済ませていればオーナーは口コミに対して返信することができます。

なっぷ

https://www.nap-camp.com/
株式会社スペースキーが運営している、キャンプ場情報に特化した検索・予約サイトです。
キャンプ場の掲載数・口コミ数が多く、施設検索時は口コミ評価順やランキング順に並び変えることができます。

利用料のオンライン決済やキャンセル料の徴収、キャンプ場のオンライン予約など、口コミ以外の機能も豊富なため、集客方法としても活用したいサービスです。
Googleマップと同じく、口コミに対して返信することもできます。

TAKIBIキャンプ場予約

https://www.takibi-reservation.style/
株式会社フォーイットが運営する、ポイント制度を取り入れたキャンプ情報サイトです。

1P=1円から利用できるポイントはサイトを通じたキャンプ場利用の他、口コミや写真の投稿でも付与されるため、多くの口コミが集まりやすくなっています。
提携していないキャンプ情報も掲載されますが、サイトを通じてオンライン予約も受け付けたい場合は、TAKIBIキャンプ場予約と提携する必要があります。

グランピングやコテージなども掲載されているため、キャンプ場以外のレジャー施設も併設している方におすすめです。
TAKIBIキャンプ場予約も、口コミに対してオーナーが返信できるようになっています。

HATINOSU

https://www.hatinosu.net/

株式会社アイワークスが運営する、バイクツーリング、サイクリスト、バックパッカー、放浪一人旅など、キャンプ以外のレジャーも楽しみたい方向けのポータルサイトです。
キャンプ場やゲストハウスといった宿泊施設の他、秘湯情報も掲載されています。

掲載されている情報は、口コミ順などこまかな条件検索はできませんが、県単位の絞り込みができます。
口コミ件数も目立つように表示されるため、口コミの多さが集客に影響を与える可能性はあるでしょう。

サイトの傾向から、ファミリー層よりもソロキャンパーや少人数グループからの口コミが集まりやすいサイトです。

ウォム キャンプ

https://wom-camp.net/
ウォムネットワークが運営する、ブログやSNS、サイトを紹介するサイトです。

キャンプ場情報ではなく、あくまで利用者が口コミを書いたブログやSNS、おすすめ情報を掲載したサイトを、独自の基準で選出しています。
たとえば情報の新しさや、キャンプ場の評価に関する情報・写真の割合などです。

ウォム キャンプに直接口コミが投稿されるわけではありませんが、効率良く自分のキャンプ場や近隣の競合施設についての評判を知りたいときに役立ちます。

トリップアドバイザー

https://www.tripadvisor.jp/
米国のトリップアドバイザー社が運営する、世界最大級の旅行プラットフォームです。

キャンプ場だけではなく商業施設や公園、観光施設など幅広く紹介されており、世界各地から口コミが集まります。

トリップアドバイザーに掲載された口コミも、オーナーから返信することができます。
返信内容にはガイドラインがあり、「オリジナルであること」「内容が重複しないこと」なども含まれているため、複数の口コミに定型文で返信しないよう注意しましょう。

キャンプ場ドットコム

https://www.campjo.com/
アウトドアグッズの販売でおなじみの、株式会社ロゴスコーポレーションやグループ会社が運営する、キャンプ場情報に特化したポータルサイトです。
他サイトと大きく異なる点として、イベント情報や近隣のロゴス店舗情報も調べられることがあげられます。

キャンプ場個別のページにイベント情報が掲載されるため、イベント集客に力を入れている施設におすすめです。
トップページにはおすすめキャンプ場が掲載されており、評価の高い順、口コミの多い順のどちらかに掲載順を変更できるようになっています。

自分のキャンプ場についた口コミはチェックしよう

口コミは他のお客様にとっても、キャンプ場オーナーにとっても重要な情報源のひとつです。

実際に利用したお客様がどこを高く評価したのか、どこに不便さを感じたのかを知ることができます。
また、お客様とオーナーの数少ないコミュニケーションの場でもあります。

一方で、せっかく得た口コミを、集客力向上に活用できていないキャンプ場も少なくないでしょう。

口コミ情報はこまめにチェックして、内容に合った対応をすることが大切です。

間違った低評価口コミにはフォローを

どんなにサービス向上をはかっても、すべての口コミが高評価かつ好意的なものであるとは限りません。

中には悪意から事実とは異なる口コミが書かれたり、誤解が重なって低評価されたりするケースもあります。
低評価の口コミが書かれた場合、誠心誠意に謝罪すればイメージ回復できる、と考えていないでしょうか。

たとえば事実とは異なる理由で低評価の口コミが書かれたとき、ただ謝罪のみでは真実が伝わりません。
間違った低評価口コミは放置したり、謝罪のみで済ませたりせず、きちんと訂正などのフォローを加えることが大切です。

低評価となった経緯や理由を説明する他、明らかに事実と異なる場合は「他のキャンプ場とお間違えではないでしょうか」と誤解であることが分かるよう返答しましょう。

高評価のコメントには感謝+別の魅力を

高評価のコメントに対する返信内容も、イメージを左右する重要なポイントです。

お客様が言葉を尽くして褒めてくれたことに対して、「有難うございました。またのご利用をお待ちしております」と定型文のみを返信していないでしょうか。
定型文のみの返信は、何も返していないことと同義です。

口コミしてくれたことを喜んでいること、内容をきちんと読んでいることが分かるよう、1件ずつオリジナルの言葉で返信することをおすすめします。
返信の内容で困ったときは、評価されている部分とは異なる部分の魅力を紹介する方法が効果的です。

たとえば「鮎の摑み取りイベントが楽しかったです」など夏に関する口コミであれば、「冬は天体観測イベントで星が見れますよ」と、次も来たくなるようなPRを盛り込みましょう。

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プロフィール

木村 正晴
木村 正晴代表取締役社長
2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/
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