リバースプロキシ経由環境下で外部ファイルが読み込めない時にWordPressで使えるプラグイン

マーケティングとアウトソーシング支援で企業の売上拡大をサポートするメディコム株式会社です。

多くの場所で言われているように、コーポレートブログやオウンドメディアを始めるのであればサブディレクトリにいれるべきです。

しかし既存システムとの兼ね合いで現在のサーバーのPHPバージョンを上げられない。 そんな場合もあります。

そんな時はリバースプロキシを使って他サーバーの情報をサブディレクトリに表示させることができます。

今回はそんなリバースプロキシを設定した際に起きたトラブルの話です。

リバースプロキシ先で外部ファイルが参照されない問題

こちらの問題ですが、原因は簡単です。

リバースプロキシ先で表示されているのに、外部ファイルのURLが参照元のものになっていた為です。

例:
リバースプロキシ先:https://hogehoge.com
参照元:https://marumaru.net

リバースプロキシ先に表示されているソース:
<link rel=’stylesheet’ id=’dashicons-css’ href=’https://marumaru.net/wp-includes/css/dashicons.min.css?ver=5.5.1&fver=20200821034102′ media=’all’ />

これをさくっと直すための方法がわからず数日悩んでいたのですが、別用途で以前使っていたプラグインで直せました。

使ったのは「Real-Time Find and Replace」

今回使ったのは Real-Time Find and Replace というプラグインです。

これはユーザーのブラウザにページが表示される前に動的にコードや文章を置換するものです。

置き換え元の検索土地勘はリアルタイムで行われるため、ファイルを直接変更する必要がないという大変便利なプラグインです。

管理画面よりインストール・有効化するとツールに収納されます。

ツールから開き、Addボタンを押します。

そして「Find:」に置き換えたいコードや文字を、「Replace:」に置換後に表示させたいコードや文字を入れます。

今回であればこうですね。

最後に「Update Setting」を押したらおしまいです。

使いすぎには要注意

以上の手順で簡単に置換できました。

このプラグインの注意点は設定する文言を増やしすぎないことですね。

文言を静的に置き換えるのではなく動的に置き換えるプラグインですので、置き換える数が増えるとページの表示速度が落ちる可能性が考えられます。

まとめ

以上、リバースプロキシ経由環境下で外部ファイルが読み込めない原因と、使えるプラグインをご紹介しました。

数日間悩んでいたので解決できた時には本当にスッキリしました。

これからコーポレートブログやオウンドメディアを始めようと思っている方のお助けになりましたら幸いです。

プロフィール

木村 正晴
木村 正晴代表取締役社長
2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/
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