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サーチコンソールに追加された「ウェブに関する主な指標」を解説【”Core Web Vital”の評価を見れます】
上記の記事でも解説した”Core Web Vital”ですが、サーチコンソール以外のツールでもその数値を見ることができます。
今回はそんなツールの紹介と、改善の手順を解説いたします。
”Core Web Vital”の数値を確認できるツール
今回紹介するツールは下記の6つです。
- ページスピードインサイト
- Chromeユーザーエクスペリエンスレポート
- サーチコンソール
- Chromeディベロッパーツール
- ライトハウス
- Chrome拡張機能の「Web Vitals」
それぞれ簡単に紹介していきます。
オンライン上にあるウェブサイトなら、ページスピードインサイトかサーチコンソール
以前からSEOに携わっている方であれば一度は使っているでしょう。
ウェブサイトの表示速度やUXを計測し、改善策を提示してくれるツールです。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
なおこのツールはChromeユーザーエクスペリエンスレポートとライトハウスの数値も出てきます。
なのでオンライン上にあるウェブサイトの改善をするのであれば、サーチコンソールかページスピードインサイトで十分です。
オフラインで開発中のサイトならChromeディベロッパーツールか、ライトハウス
サーチコンソールやページスピードインサイトはオンライン上のウェブサイトしか利用できません。
よってまだ開発途中のサイトの数値を知るには「Chromeディベロッパーツール」「ライトハウス」「Web Vitals」がおすすめです!
Chromeディベロッパーツールは、Chrome上でF12を押すと出てきます。
このデベロッパーツールの中にもライトハウスが入っているのですが、ライトハウスだけさくっと使いたいという場合は拡張機能を入れてしまいましょう。
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/
拡張機能のアイコンを押して「Gererate Report」をクリックするだけで、レポートを作成してくれます。
同じように、Core Web Vitalの数値だけ見たいときはWeb Vitalsの拡張機能を使いましょう。
https://chrome.google.com/webstore/detail/web-vitals/
このように直感的に数値を見れます。
では次にこれらのツールを使って数値を改善する手順を解説します。
”Core Web Vital”の数値を改善する手順
今回の手順では、既存のオンライン上にあるウェブサイトを対象とします。
以下の2ステップで改善を行います。
- サーチコンソールで問題となるページを見つける
- ページスピードインサイトで改善箇所を見つける
サーチコンソールで問題となるページを見つける
こちらは良好の例ですが、問題となる「不良」や「改善が必要」な場合も上記のようにグループで表示されます。
まずはこちらのグループをまとめてエクスポートしましょう。
ページスピードインサイトで改善箇所を見つける
次に問題があるURLを個別にページスピードインサイトに入れていきます。
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
するとこの様なレポートが出てきます。
モバイル版
PC版
当サイトの場合PC版は問題なさそうですが、モバイル版は改善の余地がありますね。
ここに示されている改善箇所を随時適用していきましょう。
改善が終わったら、サーチコンソールから通知
問題となっていたウェブページの改善が終わったら、サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」から「修正を検証」を送ります。
これで28日間問題がないかを検証してくれ、問題がなければ「良好」ステータスに変更となります。
まとめ
以上、今回は”Core Web Vital”の数値を確認できるツールと改善の手順を解説しました。
なお”Core Web Vital”の数値を上げたからといって、Googleの順位が必ず良くなるというわけではありません。
この数値以外の箇所も、ユーザーが使いやすいウェブサイトになるよう改善を重ねる必要があります。
メディコムでは周りに相談できる方がいない担当者の方のサポートをリモートで行っております。
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プロフィール
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2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/