ヨーロッパ圏で「Find results on」という差し込みがGoogleの検索結果に発生。日本の検索結果にも道入される?

制作会社や代理店のバックアップサポートをしている、メディコム株式会社です。

今回は全世界に先駆けてヨーロッパ圏で道入された新しい検索結果を共有します。

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「Find results on」とは

今回道入されたのが「Find results on」というものです。

こちらは地域に関係するキーワードを検索した際に、マップの前に表示されます。

実際に「検索地:オーストリア」「言語:英語」に設定して検索したところ確認できました。

この1番左のサイトを押したところ、特にパラメーターの付与など無く、該当するページに遷移しました。

なぜヨーロッパ圏で先行して実施されたのか

こちらの差し込みがヨーロッパ圏で先行された理由としては、EUとGoogleで行われた裁判が関係していると思われます。

Googleは自社のコンテンツを目立たせるようなUIやアルゴリズム変更を行っているとして、罰金を請求されています。

この1件があったために、自社のマップの上に「Find results on」という差し込みを作ったのでしょう。

これは広告ではなく、アルゴリズムで選定しているよう

この「Find results on」箇所には、リスティング箇所に適用されるような「広告」といった表記はありません。

よってGoogleのアルゴリズムがこの箇所にどんなサイトのどのページを出すかを決めていると思われます。

どういったサイトが優先されるかはまだ不明ですが、いわゆるポータルサイトが表示されており個人サイトは1件も見当たりませんでした。

日本に道入される可能性は高いのか

今回の差し込みが上記のように裁判の結果を受けてのものであれば、日本で道入される可能性は低いと考えています。

理由としては、この場所がクリックされてしまうと自社サイト以外に遷移してしまうためです。

Googleとしては広告や自社サービスを利用してほしいですから、積極的に導入する流れはないと考えています。

まとめ

以上、ヨーロッパ圏で先行導入された機能の紹介でした。

気になる方は検索設定を変更して探してみてください。

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プロフィール

木村 正晴
木村 正晴代表取締役社長
2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/
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