マーケティングとアウトソーシング支援で企業の売上拡大をサポートするメディコム株式会社です。
Googleは現在「モバイルファーストインデックス」として、モバイルサイトをランキングの評価対象としています。
また今後はCore Web Vitalsの評価追加も発表されており、より一層モバイルサイトが重要になっていきます。
そんな中で、昔から見かけていたよくある設定ミスを未だに見かけることがあります。
このような設定になっていたら、適切にモバイルサイトを評価してもらえません！
御社のサイトはこのような状態になっていないか、確認してみてください。
モバイルサイトを作成・運営する上でよくある設定の間違い
よくある設定や問題は以下の3つです。
- リダイレクトの設定が間違っている
- モバイルサイトだけがやたらと遅い
- モバイルサイトでは存在しないページがある
それぞれ見ていきましょう。
リダイレクトの設定が間違っている
PCで見ていたページをLINEなどでスマホに送って見ようとしたら、TOPページにリダイレクトされる！
そんなウェブサイトを見たことないですか？
今年（2020年）に提案をさせていただいたウェブサイトでも、この設定になっているものを見かけました。
https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/common-mistakes?hl=ja より
この「モバイルで開かれたPCページは、すべてモバイルトップにリダイレクトする」という設定は不適切な設定です。
このままでは正しく評価されません。
正しい設定は「モバイルで開かれたPCページは、すべて該当するモバイルページにリダイレクトする」ですので、設定を変更しましょう。
正しく設定できているかの確認方法
こちらはSearch Consoleの「URL検査」で確認できます。
該当のページをURL検査の枠に入れ、検査後の「ユーザーが指定した正規 URL」が正しいものになっているか確認しましょう。
モバイルサイトだけがやたらと遅い
次の事例も、実際に今年（2020年）に体験したことです。
PCページは特段遅くもなく、タイムアウトするような素振りはありませんでした。
しかしモバイルサイトを4G回線で開こうとすると、そのほとんどでタイムアウトするようなサーバー速度だったのです。
このお客様は間に代理店と制作会社が入っていたため、結局なぜそのようなサーバーの状態になってしまっているのか判明できないまま終了してしまいました。
その後も引き続き順位計測をしていたのですが、案の定順位は下落していきました・・・。
正しく設定できているかの確認方法
このような問題が起きているときは、まずサーバーの見直しをしましょう。
サーバーを変えても速度が上がらなければ、次にページスピードインサイトで問題点の確認をしましょう。
「修正が必要」と書かれているものに関しては、修正の可否を検討してみてください。
モバイルサイトでは存在しないページがある
最後の1つは、モバイルだとページが存在しないというミスです。
https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/common-mistakes?hl=ja より
これはPCページからモバイルページへのリダイレクトの設定が上手くいっていないか、そもそも該当するモバイルページが存在しないかのいずれかです。
もしくはスマートフォンのOSによってリダイレクトされる・されないが設定されている場合も考えられます。
正しく設定できているかの確認方法
まずは該当するサイトをSearch Consoleに登録しましょう。
その後OSによって挙動が違う場合は、Googleからメッセージが届きます。
モバイルページが存在しないのであれば、モバイルページを作成するかPC向けのページをモバイルでも表示させるようにしましょう。
まとめ
以上、モバイルサイトを作成・運営する上でよくある設定の間違い・問題の紹介でした。
メディコム株式会社では、周りに相談する方がいないインハウス担当の方向けに、壁打ちサービスを行っております。
初回1時間は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
プロフィール
- 代表取締役社長
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2009年からSEO業界に参入し、2012年からは自身でアフィリエイトメディアの運用を開始。今日に至るまで、不動産・葬儀・印刷業など様々な分野のウェブサイトコンサルティングを担当。
現在は放置山林問題解決に向け”YAMAKAS”というサービスを開始。
https://yamakas.jp/
