土浦市桜町のソープで性病にかかる可能性はある？各地域の事情とおすすめの検査を紹介

茨城県は、全国的に見ても性病は少ない地域です。

しかし、地方の風俗事情があり、風俗店で働く女の子が性病を持っている可能性は高く、気を付けないといけません。

茨城県にも、土浦市桜町にソープ街と呼ばれるエリアがあります。

今回は、土浦市の

風俗事情
風俗でかかる感染症とその症状
検査をする際のクリニックの選び方から検査に関する素朴な疑問
身バレを防ぐ裏技の郵送検査

まで解説していきたいと思います。

近年、全国的に増加傾向にある性病の1つが、梅毒です。

茨城県内でも梅毒の感染者が増加しており、特に土浦保健所管内で把握されている感染者数がもっとも多い傾向です。

茨城県内の各保健所の梅毒感染報告数を見ると、2023年時点で下記のとおりでした。

土浦市保健所：89人
水戸市保健所：53人
竜ケ崎保健所：37人
つくば保健所：31人
筑西保健所：17人
日立保健所：13人
古河保健所：1人
ひたちなか保健所：8人
潮来保健所：6人
中央保健所：3人

（出典：茨城県「梅毒　あなたの身近にも！？」）

県庁所在地である水戸市よりも、土浦市管轄の保健所のほうが梅毒感染報告数ははるかに多いことが分かります。

土浦市内でもここ数年で急激に増加しており、2018年は男性10人、女性8人だった感染者数が、2023年には男性75人、女性14人にまで急増しています。

ここ数年のうち、男女ともに増加傾向にありつつも、2019年を除くと男性の感染者数が多い点は変わりません。

2023年においては、女性の5倍以上の感染者数です。

土浦市内に有名なソープ街「桜町」があることを加味すると、風俗店利用者が多く感染している可能性は十分考えられます。

年齢別で見ると、男性は40代が突出して多く、ほかにも20代～50代も多い傾向です。

60代以上の感染者数はほかの年齢層より少ないと言えども、女性よりはるかに多い数となっています。

一方、女性で梅毒感染者が多いのは20代です。

次いで30代や40代、その次に10代という割合で、風俗嬢として需要のある年齢層を中心に感染者は多いことが分かります。

土浦市管轄の保健所では、20代女性の梅毒感染報告数は少ないものの、県の報告書では「適切に性病検査が行われていない可能性がある」と目されています。

地方都市だから大丈夫！は大嘘

「性病の感染者数が少ない地方だから、風俗を利用しても安心」とは言い切れません。

地方都市でも性病の不安が残る理由は、下記の2つです。

保健所が正確に感染者数を把握しているとは限らない
都会から出稼ぎに来ている風俗嬢も多い

茨城県が資料で触れているとおり、単純に適切な性病検査を受けておらず、感染者を正確に把握しきれていない可能性もあります。

そもそも保健所での性病検査は、匿名です。

たとえば「近所で保健所を出入りしているところを知り合いに見られたくない」と考える人は、ほかの地域の保健所で性病検査を受けているかもしれません。

匿名検査では地域住民かどうかすら分からないため、ほかの保健所が管轄する地域や県外の人が性病検査を受けて陽性になったとしても、除外されず報告数にカウントされます。

また、都会から風俗嬢が出稼ぎで来ていた場合、感染に気付かず接客しているかもしれません。

東京で感染した風俗嬢が出稼ぎで土浦市に来てお客さんに感染させても、帰宅した後に性病検査を受ければ、感染報告数は東京都内にカウントされます。

風俗嬢の出稼ぎは、珍しいことではありません。

地元での身バレ防止目的や、長期休暇中の旅行ついでに出稼ぎする風俗嬢が多く、地方には東京や大阪から来ている女の子が一定数います。

土浦市桜町も、全国的に有名なソープ街である以上、出稼ぎの女の子が多いと予想できます。

出稼ぎで来ている女の子と遊ぶと、知らないうちに性病をうつされる可能性があります。

ソープ・ヘルスでかかる性病とは

ソープやヘルスは、素股や生フェラなど、女の子とディープに触れ合うサービスが多く用意されています。

業態によって多少サービス内容に違いはありつつも、どの風俗店も性病感染リスクがないとは言い切れません。

ここでは、ソープ・ヘルスでかかりやすい性病について、主な症状や治療法を解説します。

淋菌感染症

淋菌という菌が引き起こす病気です。

感染部位は尿道、肛門が主で、女性は膣も含まれます。

オーラスセックスを行っている場合は、咽頭（のど）への感染にも注意が必要です。

尿道に感染すると、男性では尿道炎（尿の出始めの痛み、陰茎の尿道口からの黄色で粘い膿）を引き起こします。

非常に弱い菌で、空気中などに単独で存在することはできないため、性的接触による感染がほとんどです。

淋菌に感染した場合の潜伏期間（風俗にいってからから症状が出るまでの期間）は、約2～7日です。

自覚症状が出やすい病気であるものの、最近は症状が軽く、「ちょっとムズムズするな、蒸れたかな？」「違和感があるけど、疲れてるのかな？」と感染に気付かないケースもあります。

感染に気付かず放置すると、重症化しかねません。

上腹部まで感染が進展すると肝臓周囲炎を起こし、激烈な上腹部痛を起こします。

治療には抗生物質が用いられ、初期であれば飲み薬のみで完治できます。

一方、放置して腹膜炎になると、重症度によっては入院して治療が必要となる場合があります。

クラミジア感染症

クラミジア・トラコマティスという菌が引き起こす病気です。

淋菌やクラミジアは日本国内でも感染者数が多く、梅毒とともに注意喚起されている性病です。

クラミジア感染症も尿道、肛門、膣、咽頭（のど）といった、淋菌感染症とよく似た部位に感染します。

潜伏期間は約1～3週間で、感染者のほとんどが自覚症状のないまま保菌しています。

男性が尿道に感染した場合、尿道炎を発症するものの、症状は淋病に比べると弱い傾向にあります。

尿道よりも深部の精巣上体炎（陰嚢が腫れて痛くなる）で発症することもあります。

治療は、深部に感染が至っていなければ、抗菌薬の内服で済みます。

ただし精巣上体炎や腹膜炎を発症している方は、かなり長期の投薬が必要です。

ヘルペス感染症

単純ヘルペスウイルスに感染することで発症する病気です。

ヘルペス感染症は、主に口唇周辺に感染する1型と、性器や肛門周辺に感染する2型の2種類があります。

しかし近年はオーラルセックスが一般化したこともあり、1型のヘルペスウイルスがパートナーの性器・肛門に感染したり、2型が口唇に感染したりするケースも増えています。

ヘルペスウイルスが感染した場合の主な症状は、水疱・潰瘍、神経系のピリピリとした痛みです。

風俗で感染した男性は、亀頭などに発症することもあります。

潜伏期は約3日から5日で、挿入やオーラルセックスをしたとき、口腔内や性器にある小さな傷からウイルスが侵入して、感染します。

ヘルペスウイルスの最大の特徴は、症状が治まっても体内からウイルスを完全に排除することは困難なことです。

症状が治まっても、疲労やストレスによって免疫力が低下すれば、再度症状が出ます。

治療は抗ウイルス薬による、体内のウイルス増殖を抑える方法が一般的です。

梅毒

梅毒トレポネーマが原因で発症する病気です。

キスやオーラルセックスで口唇や口腔内に感染することもあれば、性器などの粘膜、皮膚の小さな傷から相手の血液に触れて感染することもあります。

梅毒の潜伏期間は約3週間と、ほかの性病よりも長いのが特徴です。

痛みなどの自覚症状が少なく、感染に気付きにくかったり、違和感があっても放置したりするリスクがあります。

男性が風俗遊びで感染した場合、潜伏期間後に陰茎亀頭部やその上の包皮に初期硬結という痛みのない硬い病変ができます。

病変は次第に崩れ、硬性下疳（こうせいかかん）と呼ばれる痛みのない皮膚のただれに変化します。

一見するとヘルペス感染症と間違いやすい症状もあるものの、痛みの有無で区別できます。（ヘルペスは神経系のピリピリとした痛みがあります）

梅毒の初期病変は、2週間程度で自然に良くなります。

ただし完治したわけではなく、放置すると体内に広がり、やがて全身の感染症となります。

治療には抗菌薬投与が4週間必要になります。

B型肝炎

近年のB型肝炎は、昔とは異なる感染経路がほとんどです。

以前は予防接種時の注射器の使い回しなどが感染経路となっていましたが、最近は医療器具の管理が厳しくなったため、このような感染リスクは低減しています。

最近の主な感染経路は、セックスやオーラスセックスによる、感染者の血液などへの接触です。

ウイルス性肝炎の中では重症に分類されており、慢性肝疾患や肝硬変、肝がんなどに発展することがあります。

基本的な症状は倦怠感や食欲不振などで、自覚症状が弱いのが特徴です。

感染しても、「ちょっと風邪をひいたかな」と放置する可能性が高いと言えます。

B型肝炎の治療は、体内におけるウイルスの増殖や活性化を抑える薬を使用します。

慢性となると治療はできないものの、ウイルスの活動を抑えることで肝硬変リスクを低減できます。

HIV

HIV（ヒト免疫不全ウイルス）に感染することで発症します。

パートナーの血液や精液、膣分泌液などの体液に触れると、口腔内や性器の小さな傷から感染することがあります。

唾液にも含まれるものの、少ないためキスや日常的な接触程度では感染する可能性は低いと考えられています。

HIVに感染すると、免疫機能が低下します。

免疫機能が低下しており、更に特定の23の合併症いずれかを発症した場合、AIDS（後天性免疫不全症候群）と判断されます。

HIVの治療は進歩しており、最近は発症する前にウイルス量をコントロールすることでHIV感染症やAIDSへの発展を抑える方法が確立しています。

ただし風俗で遊ぶ場合は、素股や手コキ、生フェラなどで相手の体液や小さな傷から感染するリスクがある点に注意しましょう。

病院で性病検査を受けることに関するQ&A

性病は、早期発見・早期治療が大切です。

早期発見するために、心当たりのあるセックスをしたら性病検査を受けるようにしましょう。

性病検査は、保健所のほかに総合病院やクリニックでも受けられます。

ここでは、病院で性病検査を受ける場合に抱きやすい疑問点と回答を紹介します。

病院での性病検査の価格はどれくらいかかる？

病院で性病検査を受ける場合、自覚症状の有無によって価格は大きく変わります。

最近は医療費の高騰により、自覚症状がないときは自費診療扱いとなる病院も増えてきました。

「心配だから、とりあえず受けておきたい」という方は、自費診療で性病検査を受けることとなります。

病院での性病検査の一例（注：医療機関の医師の判断で大きく異なります。）

初診料 2820円
尿検査料 2100円
クラミジア・淋菌PCR法 2860円
梅毒採血検査 530円
HIVウイルス検査 1270円

3割負担の場合約3000円くらいかかる計算になります。

また、結果を聞きにいくのにまた予約を取る必要があったり、待ち時間が長い、友人にばれるなどなど面倒も多いです。

結果はすぐわかる？

性病検査を行っている病院の多くは、外部の検査機関に委託しています。

採取した検体を一度検査機関に送り、結果を郵送してもらわなくてはならないため、結果が分かるまで数日を要します。

外部に委託している病院で性病検査を受けた場合、1週間後に結果を聞くために再度受診が必要です。

中には専用のキットを使用した即日結果が分かる病院もありますが、対応している性病は一部です。

性病だとしたらどんな治療になる？

性病だと診断された場合、淋病、クラミジアなら1週間、梅毒なら4週間の抗生物質の内服が必要になります。

HIVは特殊な治療のために専門の医療機関の受診となります。
性病だと診断された場合、淋病、クラミジアなら1週間、梅毒なら4週間の抗生物質の内服が必要になります。

基本は飲み薬で治療できるものの、重症化している場合は入院することとなります。

HIVは特殊な治療のために、専門の医療機関の受診が必要です。

病院を選ぶポイント

満足のいく治療を受けるためには、病院選びが大切です。

ここでは、性病を相談する病院の選び方や、重視するポイントを紹介します。

知り合いに会わないか？

病院で性病検査を受ける場合、受診するのは泌尿器科、性病科、産婦人科のいずれかです。

泌尿器科は、前立腺肥大などで中年以降の男性と膀胱炎は若い女性からお年寄りまでかなり幅広い年齢層の患者さんが来られます。

地域で受診すると、知り合いに目撃されて情報が一瞬で広がるかもしれません。

休日に商業施設に行くと同僚や上司に会うことが多い、という地域では、病院選びは慎重に行いましょう。

遠方の病院を選ぶ選択肢もありますが、検体採取と結果確認の最低2回は受診する可能性を考えると、通いやすさも軽視できません。

先生は同性か？

既に自覚症状がある場合は、患部を医師に診てもらう必要があります。

性病の場合、ほとんどが性器または肛門です。

医師とはいえ、異性に性器や肛門を見せるのは抵抗感がある方も多いのではないでしょうか。

気軽に相談するためには、同性の医師が多い病院がおすすめです。

ホームページに勤務医のスケジュールや診療科ごとの担当医を記載している病院なら、安心して予約を入れられます。

予約はできるか？

予約診療ができるか？は身バレを防ぐためにもきちんと確認しておきましょう。

予約診療制であれば、飛び込みの緊急の患者さんを除いては前後の患者さんしかいませんので、身バレのリスクが低くなります。

病院ごとに予約システムが異なるので、事前に確認しておくことが大切です。

中には、初診のみ予約不可としているところもあります。

身バレ対策もできる郵送検査

身バレのリスクがあり、予約制の病院も少ない、性病が流行していない地域で性病を診断したことがある医師が少ない地方では、診断が遅れる可能性も少なくはありません。

都会なら病院数が多く、プライバシーに配慮されたところも見つかります。

しかし、茨城県から予約ができてプライバシーが確保できる専門の施設のある東京までは少し遠いですよね。

身バレしたくないが、東京まで行く時間はないという方には、郵送の性病検査キットがおすすめです。

郵送の性病検査キットは、先に検査キットを通販して、自宅で検体採取する方法です。

採取した検体を、キットに同封されている容器や返信用封筒に入れてポストに投函するだけで、専門の検査機関に検査を依頼できます。

たとえばSTDチェッカーは、15時までの注文なら当日発送してくれます。

自社ラボで検査を行っているため、検体到着後は最短翌日には検査結果が分かるメリットもあります。

プライバシーにも配慮されており、検体はあらかじめ設定したIDやパスワードで管理される仕様です。

性病検査キットも郵便局や宅配便営業所での受け取りに対応しているため、家族や同居人にバレる心配もありません。

万が一、結果が陽性だった場合は、全国43000の提携医療機関に相談すれば、即座に治療へ移行できます。

STDチェッカーはオンライン診療可能なクリニックの紹介もしてくれるので、「病院に行きたくない」「忙しくて受付時間内に間に合わない」という方も安心です。

オンライン診療の場合は、処方薬も宅配便で受け取れます。

少しの違和感でも早期検査を

性病は自覚症状が薄いものや、潜伏期間が長いものもあります。

違和感を放置していると、いつの間にか重症化して入院する羽目になるリスクもあるため、早期発見を心がけましょう。

違和感があったら、「念のため」の気持ちで性病検査を受けることが大切です。

性病が原因で入院すれば、パートナーにもバレかねません。

性病検査キットなら、誰にもバレずに手軽に性病検査できます。

1度購入すれば数か月は使用期限があるので、風俗遊びが好きな方はまとめ買いして、気になるタイミングで定期的に検査するのもおすすめです。

是非、些細な違和感を感じたら、早期検査をすることで性病を早く治療して、良い風俗ライフを過ごしてください。

参考：性病検査できる病院一覧

土浦市で、泌尿器科、性病科を調べました。

クリニック名	住所	電話番号	営業時間平日	土曜	休日	予約の有無	医師の性別
医療法人虹嶺会土浦ベリルクリニック	土浦市都和4丁目4022-2	029-835-3002	9:00～18:00	9:00～12:00	木・土午後、日、祝	無	男
医療法人社団雄好会萩原クリニック	土浦市神立中央5丁目24-25	029-832-2111	9:00～18:00	9:00～13:00	木、祝	無	男
茨城県厚生農業協同組合連合会総合病院土浦協同病院	土浦市おおつ野4丁目1-1	029-830-3711	8:30～11:30	無	土～日・祝	有	男
独立行政法人国立病院機構霞ケ浦医療センター	土浦市下高津2丁目7-14	029-822-5050	8:30～11:00	無	土～日・祝	有	男
株式会社日立製作所土浦診療健診センター	土浦市神立東2丁目27-8	029-831-5830	8:30～15:45	無	土、日、祝	有	男