家族にバレずに性病検査を行うことはできるのか?
性病(性感染症)にかかったというと、浮気や風俗遊びといった、そんなある意味「自業自得」なイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。
実際は、パートナーとのセックスや家族とのタオル共有など、浮気や風俗遊び以外でも性病にかかることがあります。
現在の日本で増えている性病の多くはオーラルセックス(フェラチオなど)で感染しています。
たとえば淋病(淋菌感染症)患者のうち、咽頭からも淋菌が検出された方の割合は10~30%でした。(出典:日本性感染症学会誌「性感染症 診断・治療ガイドライン2016」)
咽頭からの淋菌が検出されるケースが増えつつある理由として、カップル間の性行為や風俗店でのサービスでオーラルセックスが一般化したことがあげられます。
これは、たとえオーラルセックスしか心当たりがない人でも、性病になっている可能性があるということです。
ですから、性病検査をしておくことは本当に大切です。
しかし、一般的にみて性病のマイナスイメージが大きいことを考えると、誰にも知られずに検査したいと思いますよね。
この記事では、家族など周囲にバレずに性病検査を受けられるのか解説します。
性病検査を受ける方法
性病検査を受ける方法は、下記のとおり複数あります。
- 保健所で無料の性病検査を受ける
- 病院やクリニックで性病検査を受ける
- 性病検査キットを使用する
それぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った性病検査方法を選びましょう。
ここでは、各検査方法の特徴を解説します。
保健所で無料の性病検査を受ける
各都道府県や市区町村の保健所で、性病検査を行っています。
どの保健所でも、住民以外も気軽に検査を受けられます。
保健所で性病検査を受けるメリット・デメリットは、下記のとおりです。
【メリット】
- 無料で受けられる
- 匿名で受けられる
- 予約不要のところも多い
【デメリット】
- 平日しか開いていないところが多い
- 夜間検査はない
- 結果は1週間後に直接聞きに行く必要がある
- 検査項目が少ない
保健所での性病検査は無料で行われており、検査方法は採血や尿検査がほとんどです。
一部の施設を除くと予約なしで受けられるものの、平日の夕方まで、土日の検査なしなど、利用できる時間帯や曜日が決まっている点に注意が必要です。
検査結果は、個室で直接用紙を手渡されます。
検体は、検査時に渡される引換証の番号で管理されているため、誰でも匿名で性病検査を受けられます。
以前は、保健所によっては検査当日に結果を聞ける「即日検査」がありましたが、現在は専用キットの入荷数が減少しているため行われていません。
どの保健所で検査を受けても、1週間後に再度訪れて、結果を直接聞く方式です。
また、ほとんどの保健所がHIVの検査しか行っておらず、検査したい項目の取り扱いがない場合もあります。
まれにクラミジアや梅毒の検査も行っているものの、尿検査のみ・血液検査のみで咽頭の検査が含まれないケースもあるので、事前に受けられる検査項目を確認しておきましょう。
病院やクリニックで性病検査を受ける
病院で性病検査を受ける場合、性病科を受診するか、男性は泌尿器科、女性は産婦人科を受診します。
個人経営のメンズクリニックやレディースクリニックなど、男性あるいは女性専用のクリニックでも、性病検査を受け付けているところがあります。
病院やクリニックで性病検査を受けるメリット・デメリットは、下記のとおりです。
【メリット】
- 自覚症状を相談できる
- 希望の検査項目を受けられる
- 陽性だった場合は引き続き治療を受けられる
【デメリット】
- 受付時間内に来院する必要がある
- 予約が必要な場合がある
- 保険診療が適用されない場合がある
- 異性の看護師や医師もいる
- 知り合いや家族に知られるリスクがある
病院やクリニックで性病検査を受ける最大のメリットは、症状が出ている場合に相談できることです。
潜伏期間で検査結果が陰性になっていても、なんらかの症状が出ていれば専門家の目で見て診断してもらえる安心感があります。
ただし病院やクリニックによっては、予約が必要だったり、保険診療が適用されなかったりすることもあるので、診療前にホームページで確認しなくてはなりません。
規模の大きな病院やクリニックの場合、異性の看護師や医師が担当する可能性もあり、性器を診察してもらうことに抵抗感を覚えることもあります。
また、検査するときも後日結果を聞くときも、受付時間内に来院しなくてはならず、忙しい方にとってはハードルが高いでしょう。
総合病院やビジネス街、繁華街近くのクリニックに通う場合、出入りしているところを知り合いに見られたり、保険証の使用で家族に知られたりするリスクもあります。
一度に複数の性病を検査できるものの、誰かに見られるリスクが気になるという方は、郵送の性病検査キットも検討してはいかがでしょうか。
性病検査キットを使用する
性病検査キットとは、郵送で検査を申し込むための専用商品です。
事前に通販で性病検査キットを購入して、自宅などで検体採取し、検査機関に郵送します。
後日、検査結果が郵送で届けられたり、専用サイトのマイページで表示されたりします。
性病検査キットを利用するメリット・デメリットは、下記のとおりです。
【メリット】
- 安く検査できる
- 一度に複数の項目を検査できる
- 自分のタイミングで検査できる
- 知り合いや家族にバレない
【デメリット】
- 自力で検体を採取する必要がある
- 検査キットを購入する必要がある
- 陽性だった場合は病院の受診が必要
- 精度が怪しいキットもある
性病検査キットは、自由診療のクリニックよりも比較的安価に性病検査ができます。
商品によっては一度に複数の項目を検査できるため、たとえば淋病を性器と咽頭の両方で検査したり、HIVやB型肝炎も一緒に検査したりできます。
検体採取は基本的に自力で行うこととなりますが、専用のキットなら手軽に採取できるように工夫されているので、心配はいりません。
一部の商品を除くと、性病検査キットは通販での購入が一般的です。
たとえば検査項目数の多いSTDチェッカーの場合、15時までの注文で当日発送され、手元に届くのは最短で翌日です。
病院やクリニックを受診するのは検査結果で陽性が出た場合のみなので、通院しているところを家族や知り合いに見られずに済みます。
一度手元に届けば、1週間後や1か月後など、自分に都合の良いタイミングで検体採取して、検査を受けられます。
注意点は、まれに精度の怪しいキットが販売されていることです。
トラブルを防ぐためには、STDチェッカーのように実績があり、きちんとした検査機関で検体を取り扱っていることを明記している業者の性病検査キットを選びましょう。
バレたくない人は性病検査キットがおすすめ
知り合いや家族に病院に通っていることを知られると、妙な誤解を生むかもしれません。
会社のイベントに家族で参加したときに、病院に出入りしていたことを同僚からバラされる可能性もあります。
知り合いや家族の目を避けるために、遠方の病院やクリニックを受診する方法もありますが、仕事が忙しいと通院自体が困難です。
周囲にバレずに性病検査がしたい方は、病院やクリニックを受診する前に郵送の性病検査キットを検討してはいかがでしょうか。
郵便局留めや営業所留めで受け取ることができます。
郵送タイプの検査キットを使えば家族にもバレずに性病検査を行うことが可能です。
検査キットはネットで注文しますが、必ずしも自宅で受け取らなければならないわけではないのです。
郵便局留めや宅急便の営業所留めで受け取ることができるのです。
包装も通常ネットショッピングをしたときに配送してくれるような感じなのでそれを家に持ち帰り、家族に見られても特には気にも止められないでしょう。
(こんな感じです)
病院やクリニックで検査するときも、プライバシーを守るためにいろんな配慮をしてくれます。
でも気をつけたいのが、病院で保険証を使い保険適用にしてもらうと、病院通院歴が残りあとから通知が届きます。
性病科でなくとも、「泌尿器科に何の用で行ったの?」といった感じでバレる可能性は無きにしも非ずですね。
保険適用でないとバレる可能性は低くなります。
お金を自由に使える環境にあるのなら、上野クリニックなどの保険適用外クリニックで匿名の検査を受けることもできます。
でも、お小遣いの範囲を超えてしまうと無理だ、という方にはお勧めできません。
検査キットなら料金的にもお手頃なので、経済的にもバレる危険を回避できます。
検査キットの発注元の会社名を隠して送ってもらえる所も
検査キットの送り状でバレる可能性があるのでは、と心配な方もおられるでしょう。
ほとんどの検査キットは発注元の会社名を隠して送ってくれるので心配いりません。
会社ごとによって違うので一応確かめることが大切です。
個人名にしてくれたり、株式会社名義で送ってくれたりします。
検査結果を確かめるときも、ネットからサイトにアクセスして直接確かめる方法や、携帯などにメールを送ってもらう、電話を掛けるなど選ぶことができます。
郵送をお願いしない限り、いきなり家に郵送されることはありませんから安心です。
検査キットは尿検査も血液検査も一瞬でできるくらい簡単です。
さっとトイレにこもって検体採取も可能です。
本当にバレたくない場合は外出時に検体採取、そのまま返信封筒に入れて送り返してしまえばバレる可能性はほぼゼロですね。
提携クリニックを紹介してくれる
性病検査キットの結果が陽性だった場合、症状が深刻化する前に病院を受診しなくてはなりません。
性病検査キットを販売している業者の中には、全国に提携クリニックを有するところもあります。
たとえばSTDチェッカーを販売しているSTD研究所は、結果が陽性だった場合、結果通知のマイページ内で病院を検索できます。
日本性感染症学会認定士・性の健康カウンセラーが「〇〇沿線の病院が良い」「医師になんて言えば良いか分からない」など、病院探しや受診に関する相談を受け付けてくれます。
オンライン診療を行っているクリニックも紹介してくれるので、通院しているところを知り合いに見られる心配はありません。
オンライン診療の場合、処方薬は通販感覚で郵送してくれるので、病院に行かずとも投薬治療を受けられます。
まとめ
性病検査はしておきたいけど、家族にバレるのは絶対NGだ、という方は検査キットを上手に活用しましょう。
検査キットならバレる心配を軽減できます。
- 匿名で注文可能
- 郵便局や営業所留めで受け取り可能
- 発注元を隠してもらえる
- 検査結果を知る方法を選べる
- 1項目あたりの検査費用が安い
とメリットがたくさんですね。
簡単に検査できて便利な検査キットですが、その信頼性を心配される方もおられます。
病院よりも安く早く検査ができるので、ものすごく簡易的な検査ではないかと思われるんですね。
心配はいりません。病院で受けたとしても結局はこういった外部の業者に委託されていますので。
また、提携している医療機関も多いので、万が一性病に陽性反応が出たときも、どうすればよいのか親身になって相談に応じてくれます。
医療機関を紹介してもらうことも可能です。アフターケアまでしっかりしているので安心です。
性病検査を家族にバレたくないが、気になる症状がある、不安なセックスがあったという方は、検査キットなどを利用し早めに検査するようにしてください。
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