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性病検査で陽性が出たら何科に行く?受付での伝え方まで

性病検査キットで陽性が出たときの受診先
検査キットで陽性が出た。あるいは、明らかにおかしい症状が出ている。

 

病院に行かないといけないのは分かっているけれど、どこに行けばいいのか分からない。

 

そして正直なところ、受付で何と言えばいいのかが、いちばん気が重い。

 

そのお気持ちはよく分かります。

 

このページでは、症状と部位ごとにどの科へ行けばいいかを整理しました。

 

あわせて、受付での伝え方と、キットの結果を持っていくときの注意点まで書いています。

 

読み終わるころには、明日どこに電話すればいいかが決まっているはずです。

 

 

結論:迷ったら「性感染症内科(性病科)」

いちばん確実なのは、性感染症内科・性病科を掲げているところです。

 

理由は2つあります。

 

1. 部位を選ばず、まとめて診てもらえる

性器も、のども、肛門も、皮膚のできものも、一か所で完結します。科をまたいで何軒も回らずに済みます。

2. 受付で説明しなくていい

そこは性感染症を診るための場所なので、「検査を希望します」だけで通じます。いちばんの心理的なハードルがここで消えます。

 

ただし、この科は都市部に集中しています。

 

近くにないことのほうが多いので、その場合は次の表で判断してください。

 

【症状・部位別】どの科に行けばいいか

症状が出ている場所で決めるのが、いちばん間違いがありません。

 

症状・部位

受診先

排尿時の痛み、尿道から膿
(クラミジア・淋菌が疑わしい)

泌尿器科
または性感染症内科

おりものの異常、下腹部痛
不正出血

婦人科
または性感染症内科

性器や肛門のできもの、いぼ
水ぶくれ、ただれ

皮膚科
または泌尿器科・婦人科

のどの痛みが2週間以上続く
風邪薬が効かない

性感染症内科
(耳鼻咽喉科は対応が分かれます)

手のひらや体の発疹
(梅毒が疑わしい)

皮膚科
または性感染症内科

肛門の痛み、出血、違和感

性感染症内科
または肛門科

症状はないが、キットで陽性

性感染症内科・泌尿器科・婦人科
結果通知を持参してください

 

CHECK

のどの症状で耳鼻咽喉科に行くのは、少し注意が必要です。

 

のどを診る科ではありますが、性感染症として診てくれるかは病院によります。

 

咽頭クラミジアや咽頭淋菌の検査を置いていないところも多いので、行く前に電話で「のどの性感染症の検査はできますか」と聞いてください。

 

この一本の電話で、無駄足がかなり減ります。

 

男性・女性それぞれの基本

男性は泌尿器科

迷ったら泌尿器科です。

 

クラミジアも淋菌も尿道の病気なので、泌尿器科の守備範囲そのものですね。

 

ただしのどと肛門は、泌尿器科では診られないことがあります。

 

オーラルセックスやアナルセックスの心当たりがあるなら、最初から性感染症内科のほうが早いです。

 

女性は婦人科

おりものの異常や下腹部の痛みは、婦人科です。

 

内診に抵抗がある方もいると思いますが、クラミジアや淋菌の検査は膣内を綿棒でぬぐうだけで終わることがほとんどです。

 

産婦人科でも診てもらえますが、妊婦さんが多い待合室が気になるようなら、婦人科だけを掲げているところを選ぶといいと思います。

 

できもの・ぶつぶつは皮膚科

性器ヘルペスや尖圭コンジローマは、見た目で診断する病気です。

 

この2つは郵送の検査キットでは調べられません。

 

水ぶくれやいぼができているなら、キットを買わずに直接皮膚科か性感染症内科へ行ってください。

 

検査キットで陽性が出た人がやること

ここが、このページでいちばん大事なところです。

 

1. 結果通知を持っていく

郵送検査の結果は、Web上の結果画面か通知書で見られるようになっています。

 

印刷するか、スマホの画面で見せられるようにして持っていってください。

 

「何の検査で、いつ、何が陽性だったか」が分かる状態にしておくのが理想です。

 

2. 保険が使えることがある

ここは知らない人が多いところです。

 

症状がなければ自費、というのが原則ですが、他院や郵送検査の陽性結果を持参すれば、保険で治療を始められると案内しているクリニックがあります。

 

陽性という結果自体が、治療の根拠になるからですね。

 

ただしこの扱いは病院によって違います。

 

電話で「郵送検査で陽性でした。結果を持参すれば保険診療になりますか」と聞いておくと確実です。

 

3. 再検査になることもある

病院の方針で、あらためて自院で検査することがあります。

 

「キットの結果が信用されなかった」わけではありません。

 

治療の前に自分のところで確認しておく、というだけの話です。

 

ここであわてて怒ったり落ち込んだりしないでください。よくあることです。

 

電話で聞いておくと安心な3つ

1. 郵送検査の陽性結果を持参した場合、保険診療になるか

2. 再検査になるか。なる場合はいくらか

3. のど・肛門も調べてもらえるか

 

受付で何と言えばいいか

実は、ここでつまずいて受診をやめてしまう人がかなりいます。

 

結論から言うと、細かく説明する必要はありません。

 

状況

こう言えば通じます

キットで陽性が出た

「郵送の検査で陽性が出たので、治療をお願いしたいです」

症状がある

「排尿のときに痛みがあります」
「おりものがいつもと違います」

症状はないが心配

「性感染症の検査を希望します」

のどを調べたい

「のどの性感染症の検査をお願いします」

 

受付の方は、こういう相談を毎日受けています。

 

あなたが思っているほど、特別なことではありません。

 

それでも対面が気まずいなら、電話で予約を取るときに用件を伝えておくと、当日は名前を言うだけで済みます。

 

病院の探し方

キットを買った会社の検索機能を使う

意外と知られていませんが、これがいちばん早いです。

 

たとえばSTD研究所は、性感染症を診る全国約45,000件の医療機関を検索できるサービスを用意しています。

 

陽性が出てから自力で病院を探すのは、想像以上に消耗します。

 

陽性後の受け皿があるかどうかは、キットを選ぶ段階で見ておいたほうがいいポイントですね。

 

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保健所に相談する

保健所は検査だけでなく、陽性だった人に医療機関を紹介する役割も持っています。

 

匿名のまま相談できるので、どこに行けばいいか本当に分からないときは、電話してみてください。

 

お住まいの地域の窓口は、厚生労働省の性感染症検査・相談マップで調べられます。

 

専門性で選ぶなら

日本性感染症学会が学会認定医・認定士の名簿を公開しています。

 

近くに認定医がいるなら、それはかなり確かな選択肢です。

 

陽性でも、慌てなくて大丈夫です

陽性という文字を見た瞬間、頭が真っ白になったと思います。

 

ですが、落ち着いて聞いてください。

 

クラミジア・淋菌・梅毒・トリコモナスは、薬で治ります。

 

クラミジアなら、1回の内服で終わることも珍しくありません。

 

HIVも、いまは薬でウイルスを抑えながら、普通に生活し、普通の寿命を生きられる病気になっています。

 

いちばんまずいのは、陽性を知りながら病院に行かないことです。

 

放置すれば体の中で進みますし、その間パートナーにうつし続けます。

 

今日一本電話するだけで、この話は終わりに向かいます。

 

パートナーにどう伝えるか

これが本当の意味でいちばん重い部分だと思います。

 

ただ、伝えないと必ず戻ってきます。

 

片方だけ治しても、次の行為でまた感染します。ピンポン感染と呼ばれる状態ですね。

 

言い方としては、「検査を受けたら陽性だった。念のため一緒に調べてほしい」で十分です。

 

誰からうつったかを詰める話にすると、まず良い方向には進みません。

 

治すことだけを目的にしてください。

 

よくある質問

Q. 内科ではだめですか?

一般内科でも検査してもらえることはありますが、断られたり、他院を紹介されたりすることがあります。

 

行く前に電話で確認してください。感染症内科であれば問題ありません。

 

Q. 保険証を使うと家族にバレますか?

医療費通知に載るのは、原則として医療機関名・金額・受診日だけです。

 

病名までは書かれません。

 

ただし病院名は載るので、名前から性病クリニックと分かるところは避けたほうが無難です。

 

くわしくは家族にバレずに性病検査を行うことはできるのか?にまとめました。

 

Q. 匿名で治療は受けられますか?

自費診療なら、保険証を出さずに受診できるクリニックがあります。

 

そのぶん費用は上がりますが、どうしても記録を残したくない場合の選択肢にはなります。

 

Q. 女性ですが、内診が怖いです

クラミジアや淋菌の検査は、膣内を綿棒でぬぐうだけで終わることがほとんどです。

 

器具を使う内診が必要かどうかは、症状によります。不安なら予約の電話で伝えておいてください。

 

Q. 治ったかどうかは、どう確認しますか?

治療が終わってから3〜4週間後に再検査します。

 

直後だと、死んだ菌の遺伝子が残っていて陽性と出ることがあるためです。

 

Q. 陰性だったのに症状が続きます

調べた部位が違うか、検査の時期が早すぎた可能性があります。

 

とくに尿検査だけでは、のどや直腸の感染は分かりません。

 

検査を受ける時期の一覧もあわせて確認してみてください。

 

まとめ

最後に整理します。

 

・迷ったら性感染症内科(性病科)。部位を問わず一か所で済みます

 

・近くになければ、男性は泌尿器科、女性は婦人科、できものは皮膚科

 

のどは耳鼻咽喉科でも対応が分かれるので、必ず電話で確認を

 

・キットで陽性なら結果を持参。保険で治療できることもあります

 

・受付では「性感染症の検査を希望します」だけで通じます

 

陽性でも治ります。行かないことだけが本当のリスクです

 

これから検査を受ける方は、陽性が出たあとに病院を探せる仕組みがあるかまで見て選んでください。

 

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参考サイト

※保険適用の扱いや検査項目は医療機関によって異なります。受診前に必ず電話でご確認ください。

※本ページは医療行為の代わりになるものではありません。症状のある方、陽性の結果が出た方は必ず医療機関を受診してください。


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