精液がゼリーっぽい。これってもしかして性病??
精液には精子がたくさん入っているので、男性にとって大切なものです。
普通の精液はややドロドロしている液体です。
いつもより精液がネバっとしている経験はありませんか?
もしかすると、その症状は性病の可能性があります。
性病の感染は不妊の原因もなるので、早めの治療が必要です。
ここでは精液がドロドロする原因について紹介します。心当たりのある方は参考にしてください。
精液がゼリーっぽい原因とは
通常、精液は少し粘っこい〜サラサラしていることが多いです。
射精する間隔が短いとサラサラしている精液が出やすく、間を空けることで粘っこい精液が出やすくなります。
しかし精液がゼリー状にまでなることはほとんどありません。その場合、精液に異常が起こっている可能性があります。
精液に異常が起きる原因は、以下のものが考えられます。
体調の変化
ゼリー状の精液が出る理由の多くは体調の変化によるものが多いです。
射精の間隔で精液の状態が変わるように、体調の変化でも精液の性質は変化します。
体調が悪くなったりすると精液が濃くなったりする例もありますが、一時的なものですから、心配する必要はありません。
体調が改善すると、精液の性状もよくなることが殆どです。
ただしゼリー状の精液がずっと出ていたり、射精や排尿時に痛みを生じたりするならば注意が必要です。
性病に感染している可能性があります。
前立腺の異常
前立腺は精液に含まれている成分を作る場所です。
精液に関係するため、前立腺は男性にしかありません。
精液は独特な匂いがしますが、その匂いの成分は前立腺で作られる物質です。
前立腺は精液の3割を占めるため、前立腺に異常が生じると精液がゼリー状になることがあります。
前立腺が異常で精液がおかしくなる病気としては、前立腺炎があります。
前立腺に炎症が起きると前立腺炎と診断されます。
前立腺炎が生じる原因の多くは性病などの感染です。
前立腺炎が起きると膿が精液に混じるため、精液の粘度が高くなりやすいです。
ゼリー状の精液になったり、黄色い精液が出やすくなったりします。
性病に感染している
精液がゼリー状になる原因は、性病の感染によるものかもしれません。
排尿時や射精時に痛みを感じたり、アソコがムズムズしたりする感覚が取れない時は性病の可能性が高いです。
淋病・クラミジアに感染している
精液がゼリー状になる性病は、淋病とクラミジアの可能性が高いです。
この2つは性病の中でも感染者が多く、尿道に炎症をきたして、射精時に膿を排出することがあります。
淋病・クラミジアの症状とは
淋病とクラミジアに感染すると精液がゼリー状となることがあります。
それ以外の淋病とクラミジアの症状は何でしょうか。
淋病に罹る原因とその症状
淋病は淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という菌が原因で発症します。
日本ではクラミジアに次いで感染する方が多い感染症です。
男性に発症する例が多いとされていますが、女性よりも男性の方に自覚症状が強いため、発症に気づきやすいのが一因とされています。
自覚症状がないだけで、女性にも感染することがあります。
淋病が感染する原因のほとんどが性交渉によるものです。
粘膜感染をするので、コンドームをつけないセックスで感染するリスクが高まります。
普通のセックスだけでなく、オーラルセックスやアナルセックスなどのプレイでも感染することがあります。
これらのセックスはコンドームをつけずに行うことが多く、淋病の感染源となりやすいです。
男性が淋病に感染すると、2〜10日で症状が出てきます。
尿道炎になることがほとんどで、排尿時痛や陰部の不快感などで病院に訪れる人が多いです。
尿道炎になると尿道に膿が出てきやすくなります。
尿や精液が排出される際に膿も出て行くので、膿尿やゼリー状の精液になることがあります。
オーラルセックスやアナルセックスをすると喉やアナルに感染することがあります。
その場合、咽頭炎や直腸炎になることがあるので注意してください。
クラミジアに罹る原因とその症状
クラミジアはchlamydia trachomatisという菌によって生じる性病です。
性病の中で感染者数が一番多いとされています。
女性に多く、症状に気づきにくいのでパートナーに感染させやすいです。
クラミジアが感染する原因のほとんどは性交渉です。
粘膜接触で感染するので、セックスで感染しやすく、コンドームをつけない場合感染リスクが高くなります。
淋病と同じく、オーラルセックスやアナルセックスで感染することがあり、咽頭炎や直腸炎を生じる可能性があります。
クラミジアは感染して2〜3週間後に発症します。
男性がクラミジアに感染すると尿道炎をきたします。排尿時痛や陰部の不快感を呈することが多いです。
尿道炎では尿道に膿が出てくることが多く、膿尿やゼリー状の精液などが出てくることがあります。
クラミジアと淋病の症状は良く似ています。
ただしクラミジアの症状は非常に弱く、感染していることに気づかないこともあります。
淋病は排尿時痛などの症状が強く、我慢できずにほとんどの人が病院を受診します。
両者は自覚症状の強さという点で異なるので、ある程度鑑別することができます。
しかし正確なことは検査をしてみないとわかりません。
少しでも早く治すためにも、検査を行いましょう。
不安な時は性病検査を
精液がゼリー状になるとビックリしますよね。
体調や前立腺が異常をきたしている可能性もありますが、もしかすると性病に感染しているのではないかと不安に感じる方も多いでしょう。
性病に感染しているか不安な方は性病検査をオススメします。
性病検査をすると確実に感染を調べることができます。
性病検査は病院ですることができます。
女性の場合は婦人科でも可能なことが多いですが、男性は泌尿器科を受診するのがいいでしょう。
精液や陰部から検体を採取して、顕微鏡や遺伝子検査をして菌が存在してるか調べます。
病院で検査をする場合、どうしても時間がかかることがあります。
顕微鏡の検査ならばすぐできますが、遺伝子検査を行う場合は1週間以上かかることもあります。
結果が出るまでの期間が長いと、不安になると思います。
泌尿器科に行くのが恥ずかしいと感じる人もいらっしゃるでしょう。
性病の検査をするために病院に行くのも面倒ですよね。
そこでオススメするのが、性病検査キットで調べる方法です。
性病検査キットを使えば自宅で検査できるので、簡単にかつ迅速に検査を行うことができます。
検査のために病院に行く必要もないので、人に見られる心配もありません。
検査キットと聞くと正確さが気になるところです。
今の性病検査キットは病院で検査するのと同じくらい正確な診断を出すことができます。
もちろん値段も安いので、簡単に購入することが可能です。
精液がゼリー状になって性病の感染が気になる方は、ぜひ性病検査キットで検査してみましょう。
まとめ
精液がゼリー状になるのはとても不安ですよね。
普通は少しネバっとしているだけですから、いきなりドロドロしたものが出てくると何かがおかしいと感じるはずです。
体調によって精液の質は変化するので、精液がゼリー状になるのは大した問題でないこともあります。
性病による感染もゼリー状の精液を生じる原因になります。
その場合、尿道が痛くなったり、不妊の原因になったりするので早急に治療が必要です。
精液がゼリー状になった場合、その原因が体調によるものなのか、性病によるものなのか判断するのが大切です。
そのためには性病の検査でチェックしなければいけません。
検査をするために病院に行くのも大変です。
性病検査キットを使って自宅で検査してみましょう。
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