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カンジダ膣炎は放置していたら治る!? ウソ・ホントと知っておきたい症状と治療法

カンジダ膣炎は放置していたら治ると思っている方もいますが、再発の心配はないのでしょうか。

 

ここでは、以下のようにカンジダ膣炎に関するよくある噂のウソ・ホントについて解説しています。

 

  • カンジダ膣炎は膣の自浄作用で放置しておけば治る
  • カンジダ膣炎が原因で不妊になることがある
  • プールやお風呂を介してうつる

 

他にもカンジダ膣炎を予防するためのポイントや、おすすめの検査方法などもご紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

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カンジダ膣炎は自然に治ることはありません!

カンジダ膣炎は、人がもともと持っている常在菌の一種「カンジダ菌」によって引き起こされる感染症です。

 

口の中や消化管、皮膚の他に膣内にも存在するため、女性の5人に1人程度の割合で発症する可能性があります。

 

もともと体内に存在する菌なら、放置しておけば自然に治るだろうと考える方も少なくありませんが、それは間違いです。

 

一部の軽度なものを除くと治らない場合が多く、病院で専門的な処置や投薬を行わなければ悪化する危険も高いため、早急な受診をおすすめします。

 

カンジダ膣炎を放置していたらどうなるのか

カンジダ膣炎は性感染症とは異なり、性交がなくともちょっとしたきっかけで発症します。

 

妊娠中や出産後の膣の自浄作用が低下しているときも発症しやすく、出産で産道を通るときに赤ちゃんにうつる危険もあります。

 

カンジダ膣炎を放置していたり悪化させたりした場合の悪影響は、以下のとおりです。

 

  • かゆみの出る範囲の拡大
  • 不妊治療時の感染拡大
  • 家族・パートナーへの感染
  • 赤ちゃんの鵞口瘡(がこうそう)の原因となる

 

かゆみが悪化したり、かゆみの出る範囲が広がったりするため、かきむしって肌を傷つけるおそれがあります。

 

カンジダ膣炎やカンジダ菌自体が不妊症の原因となることはありませんが、不妊治療を計画している方は早めの治療が必要です。

 

不妊治療による採卵や胚移植のときにカンジダ菌が体内へ入り、骨盤腹膜炎や子宮内感染を引き起こすことがあるためです。

 

日常生活時にはタオルなどの共有によって家族へうつったり、性交時にパートナーへうつることがありますが、プールや浴槽を介してうつる心配はほぼありません。

 

タオルなどは共有せず、個人用のものを使用して感染を避けましょう。

 

妊娠時や出産後はホルモンバランスが崩れている影響でカンジダ膣炎を発症したり、一度治っていたものが再発したりすることがあります。

 

出産時に赤ちゃんへカンジダ菌がうつると口周りの皮膚が荒れる鵞口瘡(がこうそう)の原因となるため、出産前に治療を進めなくてはなりません。

 

知っておきたい、カンジダ膣炎の症状

カンジダ膣炎の発症時は、以下のような症状が出ます。

 

異変を感じたときは、早めにレディースクリニックなど専門医の診察を受けましょう。

 

  • 膣内や外陰部などの強いかゆみ
  • 性器周辺の赤み・腫れ
  • おりものの異常
  • 性器周辺・おりものの異臭

 

膣内だけではなく、外陰部にまで強いかゆみが広がることもあり、特に入浴時に体を温めたり石鹸で性器周辺を洗ったりしたときに症状が強くなります。

 

性器周辺は熱を持って赤くなり、腫れることも珍しくありません。

 

かゆみだけでは単なる蒸れの可能性もありますが、おりものに異常が出ているときはカンジダ膣炎など何らかの異常が疑われます。

 

カッテージチーズやヨーグルトに似たおりものが出たり、甘酸っぱい(いつもとは異なる)異臭がすることがあります。

 

また、今回は膣炎をメインに解説していますが、食道や口周辺に発症することもあるため性器以外の異常にも注意してください。

 

カンジダ膣炎が感染する経路

カンジダ膣炎の原因となる菌自体は、珍しくないため既に体内に存在する可能性があります。

 

家族やパートナーが感染している場合、以下の経路から感染しやすいため日常生活では注意しましょう。

 

  • 症状が出ている状態での性交
  • タオルの共有
  • 自己感染

 

性交時の感染は、きちんと入浴し体を清潔に保つことで予防することができますが、カンジダの症状によっては女性側が性交痛を引き起こす場合もあります。

 

そのため症状が出ているときは性交自体を避けたほうが無難です。

 

タオルの共有によって感染することもあります。

 

食器も同じカトラリーを口に入れる(親が子供に自分の食器で食べさせるなど)場合は多少リスクがありますが、食器を介した感染はほとんど心配ありません。

 

最も多い感染経路は自己感染であり、通気性の悪い下着やボトムスを履いていたり、体力や免疫力が低下しているときに常在菌が一気に増殖するケースです。

 

通気性の良い下着や服を意識し、栄養たっぷりの食事や適切な休息をとって体力をつけ、カンジダ菌が増殖しにくい環境を作りましょう。

 

本当にカンジダ膣炎かどうか判別する方法

本当にカンジダ膣炎かどうか判別するには、自己判断だけでは確実とは言えません。

 

きちんとした検査を受けることでカンジダ菌の存在を確認し、症状の範囲や度合いを知る必要があります。

 

カンジダ膣炎の検査は、膣分泌液を採取して行う方法が一般的です。

 

この項目では、カンジダ膣炎の検査を受けられる主な施設をご紹介します。

 

保健所ではカンジダの検査は受けられません

各自治体の保健所は、格安で性感染症などの検査を受けられる点がメリットですが、基本的に受けられる検査はHIV・クラミジア・梅毒などです。

 

カンジダは厳密に言うと真菌による症状であり、必ずしも性交によって感染するとは限らないため、保健所では検査対象外となっています。

 

また、クラミジアや梅毒の検査も保健所によって取り扱いのない場合があるため、事前に近隣の保健所へ問い合わせが必要です。

 

婦人科などの病院で検査を受ける

レディースクリニック(婦人科)など、専門の病院で検査を受けることが可能です。

 

病院内で行われる検査は内診で膣内のおりものを採取する方法のため、痛みはありません。

 

  • メリット…治療についても相談できる
  • デメリット…予約しても待ち時間が長い

 

外部の検査機関に委託されているため、検査結果が出るまで1週間ほどかかります。

 

病院によっては内診が恥ずかしい方向けに、自分自身でおりものを採取する方法を採用しているところもあります。

 

ただし婦人科は予約しても待ち時間が長い場合が多く、仕事や家事など予定が思い通りに進まないデメリットがあります。

 

病院へ入るところを知り合いに見られたくないという方も、受診に勇気がいるでしょう。

 

郵送検査キットを使って調べる

検査キットを通販購入し、自分自身で膣内の分泌物を採取して郵送で送り返す方法もあります。

 

郵送で検査キットを送ってから結果が分かるまで1週間前後のため、病院で受診した場合と同様です。

 

  • メリット…自分の都合の良いときに検査できる
  • デメリット…治療は改めて病院へ行く必要がある

 

病院のように待ち時間や受付時間を気にする必要なく、自宅で自分の好きなタイミングで検査できるメリットがあります。

 

忙しい方や病院に入るところを知り合いに見られたくない方は、郵送検査キットを検討してはいかがでしょうか。

 

ただし、あくまで検査のみのため、結果が陽性の場合は改めて近隣の医療機関で治療を受けなくてはなりません。

 

まずは結果だけ知りたい方は、手軽に利用できる郵送検査キットがおすすめです。

 

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たとえば「STDチェッカー」の検査キットは複数のタイプが販売されており、カンジダの他に気になる性病も同時に検査することができます。

 

検査キットの精度は高く、自社ラボでは検査の他に大学や医療機関との共同研究を行っている会社が提供するサービスなので、検査結果も信頼できます。

 

カンジダが落ち着いたら、普段の衛生環境を見直そう

カンジダ菌は、いわゆる真菌(カビ)の仲間です。

 

免疫力低下やホルモンバランスの乱れなども発症の原因ですが、感染や発症には衛生環境も大きく影響しています。

 

  • 通気性の悪い服装をしていないか
  • 入浴は毎日行っているか
  • 歯磨き・うがいは毎日行っているか
  • 生理用品はこまめに取り替えているか

 

日常生活では清潔かつ通気性の良い環境を意識しましょう。

 

性器周辺が蒸れないよう通気性の良い服を着ることはもちろん、入浴や歯磨き・うがいで体の清潔さを保つことも重要です。

 

体外に付着しているカンジダ菌は、入浴である程度落とすことができるうえ、歯磨きやうがいで口内のカンジダ菌の増殖を予防します。

 

生理用品を長く使い続けることもカンジダ菌の増殖につながるため、こまめに取り替えてください。

 

免疫力を高める健康的な生活とともに、衛生環境を意識すれば、カンジダ膣炎の再発予防や発症予防につながります。

 

まとめ

カンジダ膣炎は、膣カンジダ症や性器カンジダ症とも呼び、多くの女性が一生に一度は経験するほど身近な症状です。

 

発症しても不妊症になる可能性は低いと言われていますが、不妊治療を受けたり出産をしたりするときにはカンジダが発症していると、母体や赤ちゃんに感染します。

 

放置しているうちに症状が治まっても、治ったとは限りません。

 

悪化する前に、おりものや陰部のかゆみなど、体のサインを見逃さず早めの検査と治療を行いましょう。

 

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